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社内恋愛のススメ
第9章 episode 1 ー時間外業務ー
「すぐ終わるなら待ってようかと思ったけど…そりゃちょっとかかりそうだな…」
「うん、気にせず帰って。私は大丈夫だから。」
樹さんはふぅ、とひとつ息を吐いて、優しい顔で笑った。
「仕事終わったらウチ に来い。美味いアテ作って待っとくから、ビール呑も。」
そう言ってくしゃ、と私の髪をなで、帰って行った。
ヤッター!!
と心の中で叫ぶ。
樹さんの作るおつまみはホントに美味しくて、ビールが進む。
残業終わりにそんなご褒美があるなら、仕事も頑張れる。
ホントは樹さんが料理をしてる姿もカッコよくて、見てて楽しいから好きなんだけど。
調味料の割合とか、見て覚えようと思って観察してると緊張する、といってあんまりはっきりとは見せてくれない。
ま、私は大抵料理サイトのお世話になってるから料理中はスマホとにらめっこで、それはそれで樹さんには見せたくない姿だから、お互い様と言えばお互い様。
でも彼氏がご飯作って待っててくれるなんて、なんて幸せなんだろう!
「うん、気にせず帰って。私は大丈夫だから。」
樹さんはふぅ、とひとつ息を吐いて、優しい顔で笑った。
「仕事終わったらウチ に来い。美味いアテ作って待っとくから、ビール呑も。」
そう言ってくしゃ、と私の髪をなで、帰って行った。
ヤッター!!
と心の中で叫ぶ。
樹さんの作るおつまみはホントに美味しくて、ビールが進む。
残業終わりにそんなご褒美があるなら、仕事も頑張れる。
ホントは樹さんが料理をしてる姿もカッコよくて、見てて楽しいから好きなんだけど。
調味料の割合とか、見て覚えようと思って観察してると緊張する、といってあんまりはっきりとは見せてくれない。
ま、私は大抵料理サイトのお世話になってるから料理中はスマホとにらめっこで、それはそれで樹さんには見せたくない姿だから、お互い様と言えばお互い様。
でも彼氏がご飯作って待っててくれるなんて、なんて幸せなんだろう!