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タイムリミット。
第8章 相互確認。
喉の奥を突かれえづきそうになったところで、熱を孕んだ液体が喉に絡みつくように食道を注ぎ込まれるさまを、頭を固定された尚子はどうすることもできずに、受け止め、受け止めきれないその液は口の端から漏れ落ちる。
最後まで出し切って、佑輔はハッと我に返り、尚子の頭を離した。
四つん這いになり、むせながら荒くなった呼吸を整える尚子。
その目尻には生理的な雫が今にもこぼれ落ちそうに溜まり瞼は潤んでいる。
酸素を求め荒い息で呼吸をする開いた口の口角からは、佑輔の吐き出した残液が顎を伝いシーツ垂れシミを作る。
エロっ
佑輔は尽かさず思った
が、
素早くベットから降り、自分の下に脱がされたシャツを拾い尚子の口元を拭き、キッチンへ向かい冷蔵庫から、ペットボトルを持って尚子に手渡す。
ベットの脇に座り、荒い息のままペットボトルの口に含み、
ゴクゴクゴク
勢い良く、半分近く水を飲み干し深いひと息をつく尚子。
尚子の呼吸が整ったところで、佑輔は真顔で
『この状態は何なんですか』
と、問うた。