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タイムリミット。
第3章 任務完了。




山の頂上の緩やかな斜面を利用して建てたホテル。
そこの別館は、東にはそびえる富士山、眼下には街並みの先には湾が拡がる港町。

そのロケーションが見える露天風呂で1人、事後風呂をする野村。

ちなみにそこは彼の職場である。



『あー、サッパリした
お先に失礼しました』

『イヤ、俺らその前に 2人で堪能したからなっ』



そう応えた、賢の横で 顔を赤らめコクんと頷く、淳。



ゴッチい兄さんがその横のイケメンスタイリストと…風呂の中で…

ガチかよぉぉぉ



と、想像する前に頭の中で、拒否反応を起こし さっきの恥じらいの頷きは 見なかった事にして、リビングのソファに腰をおろす。



『で、先程の話ですが』

『あぁ、ショウがなにを思ったか 妊活するって計画立ててたから、面白そうだったんで、乗った。』


と、なんとも無責任な答えが帰ってきたのであった。



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