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俺が惚れた農家のおばさん 3
第11章 出発 〜前編〜
[いよいよこの街とはお別れだ…]

街を抜けバイパスをひたすら走ると峠道に入る
いくつか山を越えた所で彼女が俺の肩を叩いたのでバイクを路肩に止める

『どうかしたの?』

『俺君…ちょっと気分悪い…』

ヘルメットを外した彼女の顔は真っ青だった

『解った、少し先に休憩できる所があるんだけど我慢出来る? 』

そう言うと彼女は静かに頷く

『ちょっとの辛抱だからね』

彼女を後ろに乗せると身体の負担にならないようにゆっくりと目的地を目指す
幸い数分走った所で目的地に到着した
ここは雑木林を切り開いた所で車が10台停められる駐車場と自販機が数台、後トイレ、ベンチがあり、奥にはちょっとした遊歩道がある
彼女はバイクを止めるや否やヘルメットを外し近くの茂みに向かうと四つん這いになり滝の様に嘔吐し始める

『げえぇぇぇぇ…』

『都さん!大丈夫!?』

彼女の背中を擦ろうとすると尻の辺りに何かが蠢く

[しっぽ…?]

よく見るとライダースーツの股の部分が裂けそこには尻尾付きのバイブがアナルに深々と突っ込まれていた
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