この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
君をこんなに愛してる
第6章 温もりを重ねて
やっぱりわたし、こんなに貴方が好きなんだね。
男を感じる溜め息も…
額に滲んだ汗も…
指を絡めてくるその手も…
全部が愛しい。
セックスになってもやっぱり貴方は貴方で
所々で隠しきれない優しさがわたしを包み込む。
「あ…っ、──…ありが と…ッ、ハァ…無事、に、帰ってきて…くれて………」
「ハっ…ハァっ、……栞」
「アっ、アっ、あああ…ッ…は、ぁ…//」
こうして貴方が戻ってきてくれただけで、わたしはとても幸せだよ?
《 待っていて…僕が帰るまで 》
だから…───ね、
《 その時に改めて…──
君にプロポーズをしたいんです 》
少しくらい時間がかかっても大丈夫だから…
もし、あの日の約束を思い出したら…
その時は…───。
...............