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金木犀と悪魔な執事
第6章 〜優人〜



優人は月のベッドに腰掛け

そのまま月の耳へ顔を近づけた


ーーーペロッ、かぷっ


「……んっ…くすぐった…い…

…って、へっ!!?」


優人は月が起きるまで

耳を舐めたり甘噛みしたりを

続けようとしたがあまり長くは続かず

月は飛び起きた


『ちっ…もう終わりかよ』


そう言うと優人は立ち上がり

月と向かい合う


『今日1日担当する優人だ。

よろしくお姫様さんよ』





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