この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
最低奴隷。
第1章 汚れた世界

絵夢は振り返ると、汚い物を見るような目で俺を見つめた。
「絵夢、俺は……」
俺が話しかけようとすると、先に絵夢が口を開いた。
「あんた嘘ばっかじゃん。キモいしダサいよ。もう指名しなくていいから」
絵夢のあまりの豹変ぶりに、俺は何も言えずに店を出た。
恥ずかしくて、悔しくて、今までの演技に騙され続けた自分が情けなかった。
普通、ガールズバーの店員は客がどんな人物だろうが何の仕事をしようが関係なく対応する。
しかしあの女は、自分に相応しくない客は切り捨てる。見下した様な態度を取る。
俺は今まで愛しかった絵夢が死ぬほど憎かった。
「絵夢、俺は……」
俺が話しかけようとすると、先に絵夢が口を開いた。
「あんた嘘ばっかじゃん。キモいしダサいよ。もう指名しなくていいから」
絵夢のあまりの豹変ぶりに、俺は何も言えずに店を出た。
恥ずかしくて、悔しくて、今までの演技に騙され続けた自分が情けなかった。
普通、ガールズバーの店員は客がどんな人物だろうが何の仕事をしようが関係なく対応する。
しかしあの女は、自分に相応しくない客は切り捨てる。見下した様な態度を取る。
俺は今まで愛しかった絵夢が死ぬほど憎かった。

