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最低奴隷。
第1章 汚れた世界

翌朝、7時30分に出社して仕事に取りかかる。
定時は9時始業だが、俺は誰にも何も言われない時間に仕事をするのが好きだ。
一人パソコンに向かっていると、時間が経つにつれ他人が出社してくる。
9時の始業時間ギリギリに、谷川が出社してきた。
「おはようございまーす」
眠気の残ったような気だるい声を出し、谷川はダラダラと仕事に取りかかる。
「あっ、三井先輩昨日池袋にいませんでしたぁ?」
不意の谷川の言葉に、嫌な汗が出る。悪い事をしている訳でもないのに。
「いや、昨日は仕事の後はまっすぐ帰ったよ」
「あれー、昨日池袋で飲んでて先輩を見かけた様な気がしたんですけどねぇ」
こいつの喋り方が勘に触る。
「一人で変な店でも行ったのかと思いましたよ」
谷川の言葉に、まわりの人間がどっと笑う。
悪意なくこういう話をする谷川に本当に腹が立つ。
俺は無視を決め込み、黙ってパソコンに向かった。
定時は9時始業だが、俺は誰にも何も言われない時間に仕事をするのが好きだ。
一人パソコンに向かっていると、時間が経つにつれ他人が出社してくる。
9時の始業時間ギリギリに、谷川が出社してきた。
「おはようございまーす」
眠気の残ったような気だるい声を出し、谷川はダラダラと仕事に取りかかる。
「あっ、三井先輩昨日池袋にいませんでしたぁ?」
不意の谷川の言葉に、嫌な汗が出る。悪い事をしている訳でもないのに。
「いや、昨日は仕事の後はまっすぐ帰ったよ」
「あれー、昨日池袋で飲んでて先輩を見かけた様な気がしたんですけどねぇ」
こいつの喋り方が勘に触る。
「一人で変な店でも行ったのかと思いましたよ」
谷川の言葉に、まわりの人間がどっと笑う。
悪意なくこういう話をする谷川に本当に腹が立つ。
俺は無視を決め込み、黙ってパソコンに向かった。

