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魔界と女子高生
第1章 はじまり
「高貴な子孫……?」
先程から質問しかしていない自分に気づくも、もう1つあることに気づくと、麻也は突然目を見開く。
「何このベッド! い、石……!?」
固くて冷たいとは思っていたが、まさか石で出来ているベッドに言葉を失った。
そしてゆっくり視線をうつしながら、部屋の中を見渡し、部屋までも石で出来ていることに気づき、更に拍子抜けした。
(何なのよここ……部屋やベッドは石だし、この男はここが魔界だとか言うし、それに……ペットって……本当にどういうことなの……?)