この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
貴方にジャンキー
第12章 金色の週末
ガタッガタッ


徹の部屋から物音がした。
起きたのかな?と思ったのもつかの間!


バタン!バタバタ・・ガチャ!


徹が私の部屋へ飛び込んできた。
しかも

素っ裸のままで。



「いた・・」


へなへなとその場にしゃがみこむ。
あまりに可笑しくて、思わず吹き出しちゃった。

「お前、急に居なくなるなよ・・また・・・」



また???



「また、俺の中から消えたのかと・・」


「ふふ♪消えないように気を付けるね♪」

「そうしてくれ。」


「ね。徹。明日からはバイト入ってるけど、今日まで休みなんだ。久しぶりにデートしようよ。」


徹は私の頭をくしゃっと撫でた。
「よしっ!理子の好きなとこ行こう!」


「わぁい♪」



「でも、その前に飯っ!昨日は夕飯食べ損ねて、腹減って目が覚めたよ。」

なぁんだ。私のぬくもりが消えて、目覚めたんじゃないのね。ちぇっ♪



「朝御飯作って待ってるよ♪」



頬はまだ少し痛いけど、心は痛くない。
私は幸せだ。



お兄ちゃん。幸せだよ。


/204ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ