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第2章 再会２

「サプライズにするからね♪出来るだけ人に会わないように、登校時間が一段落する８時半過ぎに裏門から入りなさい。」

昨日、担任の朝ちゃんに言われた言葉が過る。


『今、８時２０分か・・。まぁ、大丈夫かな？』



「ほらっ！南波、走れっ！！数学の単位が！」




人の声に驚いて、思わず横道に隠れた。



「ふぁああ。眠ぃ・・。」
「走れっつーの！」
「俺は小学生か・・？」






『徹っ・・・！！』





変わらない・・変わってない！！
感激で人知れず場所で涙を拭く。


良かった。学校でバッタリ出会ってたら、徹の前で泣いてたわ。


深く深呼吸をして、裏口へ向かう。




『笑顔で頑張るぞっ♪』