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貴方にジャンキー
第15章 修学旅行2
「どうしたの?具合悪い?」

「いや・・何でもないよ。」


どいつもこいつも理子をエロい眼で見てるような気がして、半日ずーっと 睨み付けていたら眉間が疲れたらしい。


「旅館着くまで肩貸そうか?」

「せっかくだし、理子の優しさに甘えるかなっ♪」

「ふふっ♪あ、そういえば旅館どこだろね?しおりにも書いてなかったよね?」

前席に座る澤の肩がビクッと震えた?


ゴホンッ!と咳払いをし、立ち上がる澤。

「えー、今回の修学旅行は急遽決まったこと。よって、旅館について文句は言わせませんよ。」


バスの中が、どよめいた。
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