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貴方にジャンキー
第18章 泡沫
病院?かな?


徹・・心配かけちゃったな。
そっと徹の頭を撫でた。



「ん・・・理子・・。」


私の夢でも見てくれてんのかな?
ふふっ♪ありがとう。徹。



今、何時かな?
面会時間なんてとっくに過ぎてるはずなのに。
無理言ったんだろうな。



シャッとカーテンが開いて、懐中電灯を持った看護婦さんが入ってきた。


「あら、目が覚めたのね。気分はどうかな?」

「スッキリしてます。」

「そう。点滴がきいたかな?あとで、先生にも見てもらいましょうね。熱測りましょう。」


「今・・何時です?」

「んっと、1時15分ですよ。」

「そうですか。ずいぶん、寝ちゃってたんですね。」

「彼、心配してたわよ♪」

「ふふっ。優しいんです。心配ばっかりかけちゃって・・感謝してもしきれないです。」


ピピピッ・・・


「37度3分、下がったね。今日は、ゆっくり寝て 朝に退院手続きしましょう。」

「はい。ありがとうございます。」

「ゆっくり、おやすみなさい。」



「理子・・。良かった。」

「あぁ、ごめん。起こしちゃった?」

「寝るつもりはなかったんだけど。」

「ありがとう。」

「あ。そうだ!お土産。」

「えー?何々~?」

「俺、一人じゃなかなか決めれなくて。安藤にも手伝ってもらったんだけど・・理子に似合うと思うんだ。」

「わぁ。ペンダント?」

「ちゅら玉って言って、沖縄の名産なんだって。色んな色があるんだけど、ピンクは、こっ・・恋心を伝えるときに送るっていうから・・」

「恋心?ふふっ♪すっごく可愛い。さすが、美紅。センス良いわ~♪」

「最終的には、俺が選んだのっ!」

「・・ありがとう。本当に。」

「帰ったら、もっと色々あるよ。」

「ふふっ♪楽しみだなぁ。」


「じゃあ。元気になって、明日 退院しよう。」
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