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さくらホテル2012号室
第17章 傷心旅行


いつもの特急電車に乗り、いつもの駅で各駅停車に乗り換え。いつもの海辺の田舎駅で電車を降りても、いつもの迎えのクルマはいない。


特急電車の居心地の良い椅子に揺られながら、待つ人のいないさくらホテルにわたしはいったい何をしに行くのだろう。
先生のいない2012号室。
そこに何があるというのだろう。


駅からタクシーに乗り、さくらホテルの本当の名を告げた。
「季節はずれだもんでね。お客さんなんて来ないと思ってたっけよ」
と、左右にくねる山道を慣れた様子で走りながら、方言丸出しのタクシーの運転手が言った。

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