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第15章 なかだし

わたしは先生の上になり、自分で腰をゆっくりと動かす。奥まで先生を挿し入れて、強い快感に耐える。先生に感じて欲しい。わたしにSEXの素晴らしさを教えてくれたように、先生にもわたしを感じて欲しい。わたしの膣を。濡れてとろけるような性器を。


決して慌てず、ゆっくりと高めあってゆく。
仰向けに横たわる先生の、まぶたを閉じた表情と荒くなってゆく吐息を感じながら、先生の高まりを察知する。


上体をわずか傾け、両手でベッドに手をつく。そして腰を少し浮かせて、ピストンのストロークを長くとる。先生のペニスが、わたしのなかをゆっくりと、時間をかけて抜け出て、そして来た時よりも長い時間をかけて、抜けた道を戻ってゆく。