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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第3章 寂夜とハーレム
「チュク…チュ…」

パチンと髪留めを外しパラリと落ちる髪に指を通しながら舌を絡め合った。やはり愛良とは違う。仕方、応え方…すべてが思う通りの反応で返ってくるのだ。しかし、眼鏡を外そうとした新田の手をそっと取り眼鏡だけは取らせなかった。
ふっと離れた瞬間、体を離した黒野は新田の手を引き半ば強引にベッドに連れて行った。縁に座ると下から見上げた。

「シていいんですか?」
「この距離でその問いは必要か?」

その返事を聞くが早いか首筋に顔を埋めた新田。そんな新田の首元から神山を見つめ指を立てて誘った。

「来るか?」
「…ッ黒野…様…////」
「…フ……」
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