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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第23章 心の向こう側
「ゆーと?」
「それは普通男が言うせりふだと思うのだが…慰められて…」
「ゆーと…」
「もう大丈夫ですよ。本当に…」

そういいながら会計をしてホテルをでた。屋敷に向かい帰宅をする。

「お帰りなさいませ。黒野様…お嬢様も…」
「ただ今戻りました。新田さん、お嬢様をご入浴に…」
「かしこまりました」
「黒野様…?」
「神山さん…」
「何かございましたか?お嬢様…」
「少し泣かせてしまいました…しかしもう落ち着かれているので大丈夫ですよ。」
「そうですか…」

そうして黒野は自室に向かった。手紙を書き始めた。日報と同時に当主に送るため、葬祭場に行ったことを伝えた。
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