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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第5章 約束
それから1週間後の聖クララ幼稚舎の創立記念日の先日の宵。愛良はうきうきとしていた。いつも通りに髪を乾かした黒野は優しく笑い話をし出した。
「明日はお弁当作って参りましょうか?」
「じゃぁサンドイッチが良い!」
「クスクス、かしこまりました。ご用意致します。明日は本当に私と2人で構わないのですか?」
「ん!」
そっと向きを変え手を取ると愛良は指を絡めた。そのまま下から見上げると笑いかける。
「ゆーとと2人で行きたいの。」
「かしこまりました。」
そっと眼鏡を外し腰を屈め唇を重ねようとした黒野の唇を寸前で小さな手のひらにてそっと拒んだ愛良。
「明日はお弁当作って参りましょうか?」
「じゃぁサンドイッチが良い!」
「クスクス、かしこまりました。ご用意致します。明日は本当に私と2人で構わないのですか?」
「ん!」
そっと向きを変え手を取ると愛良は指を絡めた。そのまま下から見上げると笑いかける。
「ゆーとと2人で行きたいの。」
「かしこまりました。」
そっと眼鏡を外し腰を屈め唇を重ねようとした黒野の唇を寸前で小さな手のひらにてそっと拒んだ愛良。