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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第7章 柔らかな休息~軽井沢編~
服を着せ、自身も同様に着込み整えると、ベッドに横たわらせると額にキスをして黒野は部屋を出た。

「ハァ…困ったものだ。」

そういいながら携帯をみると同じ屋敷の中に居るはずの神山からだった。部屋に向かいながら折り返しをかける。

「黒野です。どうかされましたか?」
『あの…今お時間宜しいですか?』
「はい。」
『先程かけた時…仕事中でしたか?』
「いえ?仕事ではないですよ?ただ取り込み中ではありましたが。」
『そうでしたか…あの…今夜黒野様のお部屋に行っても構いませんか?』
「それは仕事ですか?」
『いえ…あの……』
「すみません、今宵は1人にして頂けたら。」
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