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make a doll~お嬢様は我が愛玩~
第7章 柔らかな休息~軽井沢編~
焦らすかのように黒野は愛良の唇に触れる事をせずに髪に指を滑らし、指を取っては口に含み舌でピチャリと音を立ててみたり…
その焦らしに気持ちが高ぶったのか愛良は自分から指で黒野の唇に触れた。
「ゆーと…ッ」
「…はい?」
「…ッ…ン…」
「何でしょう?」
「…////」
愛良の気持ちに気付いているにも関わらず気付かないフリをしつつ眼鏡を取った。
「言ってください?お嬢様…」
「…ゆーと」
「はい?」
額をコツンと当て、吐息がかかる距離。トクン…トクン…と鼓動音まで重なり合うように2人の間には心地良い、また、緊張が高まる沈黙が包み込んでいた。
その焦らしに気持ちが高ぶったのか愛良は自分から指で黒野の唇に触れた。
「ゆーと…ッ」
「…はい?」
「…ッ…ン…」
「何でしょう?」
「…////」
愛良の気持ちに気付いているにも関わらず気付かないフリをしつつ眼鏡を取った。
「言ってください?お嬢様…」
「…ゆーと」
「はい?」
額をコツンと当て、吐息がかかる距離。トクン…トクン…と鼓動音まで重なり合うように2人の間には心地良い、また、緊張が高まる沈黙が包み込んでいた。