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エブリデイ
第2章 五度目の訪問

「そうだよね。ゴメン……」


 彼は少し沈んだ声で、そう言った。

 私は彼の「ゴメン」という一言を、何時も余計だと感じてる。もちろんそれだけで彼を責めようなんて、私だってそんな風に思ったりしない。けれど――


 やっぱり、難しいな……。


 私は少し釈然としない想いを抱え、ゆっくりとした足取りでキッチンへ向かう。

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