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桜舞うあの日のままで
第9章 最後の夜、想い出の夜
 全裸になった二人は、ベッドへと移動する。

 本当は先にシャワーを浴びてきたかった風香ではあったが、既に股間をびしょびしょにするほど興奮しており、そんな余裕はなかった。

 悠が、自身の斜め上へ向かってそそり立った立派なシンボルを指差して言う。

「俺の方は、見ての通り準備万端だけど、風香をもっと濡れ濡れにさせないとな」

 そう言うと、悠は右手を風香の秘所へと伸ばしていく。

 そして、その淡い色合いの桜貝の中へ、するりと指2本を挿入した。

 座った状態で、風香は腰を浮き上がらせながら大きな声をあげる。

「きゃああっ?! 悠?!」




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