この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜舞うあの日のままで
第15章 悠の帰郷
「よう、風香! こうして直接会うのは久しぶりだなぁ」

 満面の笑顔とともに、明るい声で悠が言う。

 風香は嬉しさのあまり涙が出そうなほどだったが、懸命にこらえて言った。

「ホントに久しぶり! あ、疲れてると思うから、お話は歩きながらにしようよ」

 長年の付き合いから、ほんの僅かな表情や仕草から、風香は悠の疲労の度合いなども分かるのだった。

 悠が苦笑しながら言う。

「気遣ってくれてありがとう。実際、けっこう疲れたなぁ。それじゃ、久方ぶりの我が家へと向かうとするか」

「うん!」

 二人は改札へ向けて歩き出した。




/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ