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桜舞うあの日のままで
第2章 春休み
そして見事に合格した二人。
こうして高校も同じところへ通うこととなった二人だったが、高校に入ってからも変わらず好成績の悠とは対照的に、風香は苦戦することに。
難関高校ということで、周りのレベルも高いのは当然のことだといえる。
風香は悔しくなって、中学時代以上に勉強していたものの、成績は一朝一夕で上がるものでもなく、限界を感じることも多々あった。
塾のクラスも、あとわずかという惜しいところで、Sクラス昇格を逃し続けている風香。
悠は風香を応援してくれていたが、「別に成績だけが世の中の全てではない」とも言っており、「自分の悔しさを理解してくれてないな」と風香は感じていた。
こうして高校も同じところへ通うこととなった二人だったが、高校に入ってからも変わらず好成績の悠とは対照的に、風香は苦戦することに。
難関高校ということで、周りのレベルも高いのは当然のことだといえる。
風香は悔しくなって、中学時代以上に勉強していたものの、成績は一朝一夕で上がるものでもなく、限界を感じることも多々あった。
塾のクラスも、あとわずかという惜しいところで、Sクラス昇格を逃し続けている風香。
悠は風香を応援してくれていたが、「別に成績だけが世の中の全てではない」とも言っており、「自分の悔しさを理解してくれてないな」と風香は感じていた。