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桜舞うあの日のままで
第6章 慰めと励まし
そして、ふと名案が浮かんだ。
風香は「断られる可能性が高い」と思いつつも、勇気を振り絞って言ってみた。
「元気出してね。……あのね……悠……。『悠がもし気が進むなら』という前提で聞いてほしいんだけど……」
「ん? どうした?」
「えっと……悠さえよければ、今度……またエッチする?」
顔を真っ赤にして尋ねる風香。
悠が驚く素振りを見せたのはほんの一瞬のことで、次の瞬間には身を乗り出して聞いてきた。
「ホントにいいのか?」
悠の目は輝きを帯びている。
「うん……。それで、悠の気分が少しでも晴れるなら、私は嬉しい」
風香は「断られる可能性が高い」と思いつつも、勇気を振り絞って言ってみた。
「元気出してね。……あのね……悠……。『悠がもし気が進むなら』という前提で聞いてほしいんだけど……」
「ん? どうした?」
「えっと……悠さえよければ、今度……またエッチする?」
顔を真っ赤にして尋ねる風香。
悠が驚く素振りを見せたのはほんの一瞬のことで、次の瞬間には身を乗り出して聞いてきた。
「ホントにいいのか?」
悠の目は輝きを帯びている。
「うん……。それで、悠の気分が少しでも晴れるなら、私は嬉しい」