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Secret★Life
第6章 試練『人間関係』
俺は緊張マックスに達していた。
心臓が暴れ出して、言うことを聞いてくれない。
どうしよう・・・・。
そうこう迷ってるうちに、ついに・・・・!
「田代。中へ入ってきてくれ」
佐藤先生の合図がきた。
きた・・・・!
震える手を必死でこらえながら。
俺はドアにゆっくりと手を差し伸べた。
そして、思い切りドアを開けた。
その瞬間、クラスのみんなの視線が俺に向けられる。
いつも見慣れてる顔なのに、俺はまともにみんなの方を見ることが出来ない。