この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
どうか、私を愛してください。
第11章 誠一VS誠二
『もし子供ができていたら…』



『子供ができていたら……それは…この家の跡取りになる。』



『子供がいたら……美緒に子供が20歳になったら必ず迎えにくるって言っておいて。』



『え…いいのか?』



まさか誠二が待つなんて思ってもみなかった。
今すぐにでも美緒を連れていきそうだったのに――



『俺は三歳で母さんと離れ離れで生活させられた。母親が恋しくて泣いても、温もりも声も聞くことはできない夜も何度も、何度も過ごしたんだ。自分の子供にそんな経験をさせたくない。』



『だけど……そんなに待てるのか?』



『紗英でさえ俺を求めてくることはなかったのに……美緒は俺を認めて、そして求めてくれた。俺は待てるよ。』
/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ