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どうか、私を愛してください。
第19章 スケッチブックの秘密。
「誠二!!!」
「誠一さん……」
「誠二は…?」
大きな個室にいるのは
私と円花さんと、いつも永一を診てくださるお医者様と
ベッドで眠る誠二さん
そこに誠一さんとお義母さまが飛び込んできた。
「出血も抑えられたし大丈夫だよ。」
お医者さまの一言で円花さん以外のみんながホッと胸をなでおろした。
「峰行さん、本当に誠二は大丈夫なの!?」
「慶子さん、今日の傷は大丈夫だよ。」
このとき、お医者さまがそっとお義母様の肩に手をおいて支えている姿をみてすぐわかった。
誠二さんの父親はきっと峰行さんだ。
思えばずっとこの家の専属のお医者様は峰行さんだから――
「誠一さん……」
「誠二は…?」
大きな個室にいるのは
私と円花さんと、いつも永一を診てくださるお医者様と
ベッドで眠る誠二さん
そこに誠一さんとお義母さまが飛び込んできた。
「出血も抑えられたし大丈夫だよ。」
お医者さまの一言で円花さん以外のみんながホッと胸をなでおろした。
「峰行さん、本当に誠二は大丈夫なの!?」
「慶子さん、今日の傷は大丈夫だよ。」
このとき、お医者さまがそっとお義母様の肩に手をおいて支えている姿をみてすぐわかった。
誠二さんの父親はきっと峰行さんだ。
思えばずっとこの家の専属のお医者様は峰行さんだから――