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どうか、私を愛してください。
第20章 誠二さん、どうか私を愛してください。

「……自分の気持ちがハッキリとわからないって言ったけど、きっとたぶん誠二のことが好きなのよ。だからこそ言えないのよ。」
「後悔してもか?」
「私はね、誠二に生きてほしくて日本についてきたの。誠二を日本に連れてこないほうが後悔したと思う。」
「え…?」
「誠二は…呼吸器を嫌がっているけど私はやっぱりつけてほしい。つけて、生きてほしい。もちろん誠二の人生だから私なんかが止めれるわけがない。誠二の、美緒さんへの思いを聞いたら絶対会わせてあげたいって思ったの。美緒さんなら、誠二は変わるんじゃないかって……」
「あの二人の強い絆なら……か。」
「後悔してもか?」
「私はね、誠二に生きてほしくて日本についてきたの。誠二を日本に連れてこないほうが後悔したと思う。」
「え…?」
「誠二は…呼吸器を嫌がっているけど私はやっぱりつけてほしい。つけて、生きてほしい。もちろん誠二の人生だから私なんかが止めれるわけがない。誠二の、美緒さんへの思いを聞いたら絶対会わせてあげたいって思ったの。美緒さんなら、誠二は変わるんじゃないかって……」
「あの二人の強い絆なら……か。」

