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どうか、私を愛してください。
第2章 お願い、縛って……
「誠一がこのネクタイを明日していったら……そう思ったら余計興奮するだろ?」


「いや……それは嫌!他のものにして!」


「俺はあんたの希望を叶えてやっただけだよ。」


「んーー!ん!!!」


口に最初ネクタイ入れられて言いたいこと一杯あったのに言えなくなって……
慣れているのか目を隠されて、手首、足首はベッドの淵に縛られて脚は閉じたくても閉じれなくなった。



「あ〜あ。こんなにもヨダレ垂らして……兄さんが明日このネクタイしたら大変だよ?」



自分が誠二さんとの情事で使ったネクタイなんてーー
そのネクタイを明日つけさせるなんて
そんな屈辱できない。



「絶対明日これつけさせろよ。捨てたり洗ったりしてつけさせてもダメだ。つけてなかったらお仕置きな。」
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