この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
どうか、私を愛してください。
第23章 悲しいプロポーズ
「あなたがいながらどうして……どうして遥人はっ…呼吸器をつけていれば子供の最期を見る事なんてなかったのにっ!!」
遥人のお母さんとはお隣同士っていうのもあってずっと仲良くしてきた。
だけど遥人が呼吸器をつけないという選択をしてからは
風当たりが冷たくなった。
私には子供がいないからわかってはあげられないけど
病院で親が子供を看取る姿を見るのはいつも辛かった。
自分より大切な我が子が自分より早く死ぬって
きっと辛いんだろう……
大切な人を亡くした辛い気持ちは今の私だって少しはわかるから――
「あなたが……あなたが遥人を殺したのよ!!!」
遥人のお母さんとはお隣同士っていうのもあってずっと仲良くしてきた。
だけど遥人が呼吸器をつけないという選択をしてからは
風当たりが冷たくなった。
私には子供がいないからわかってはあげられないけど
病院で親が子供を看取る姿を見るのはいつも辛かった。
自分より大切な我が子が自分より早く死ぬって
きっと辛いんだろう……
大切な人を亡くした辛い気持ちは今の私だって少しはわかるから――
「あなたが……あなたが遥人を殺したのよ!!!」