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『果てのない海に呑まれて』



Miguel （ミゲル）





ミゲルは孤児なので名字がありません。

ちなみにスペイン語でミゲルと呼ぶこの名前はイタリア語だとミケロットです。

本当はケチュア人としてはミゲル、ヴィーク周辺の人間が呼ぶとミケロット、とする予定だったんですが、ややこしいのでやめました。



物語の中で、確実に、レオンに（そして実はリリアにも）一番振り回されているキャラですね。

でも主人に忠実な人間というのをどうしても書きたかったので作者は大満足です。



ミゲルはレオンのために何でもする男です。

時にはレオン自身さえ裏切って。

そこにリリアが上手いこと絡んできてくれたかなと思います。

惜しむべきはミゲルが心酔？するだけのレオンの魅力を書き切れなかったことかな。

今の自分の限界。



ちなみにいくつかある過去編で、ミゲルがファルツの秘密を知っていたという点だけは執筆前から決めていました。

正直、他は後付けが多いです……。



次はクリストフにバトンタッチしますが、レオンとの関係に負けないくらいこの二人の関係も個人的に気に入っています＾＾