自分も書いていて、こんなことを言うのはおかしな話ですが・・・。
官能小説を書く人ってどんな人かなと思っていました。
先輩諸氏の日記とかレビューとか読んで、皆さん、すごく真面目に、ひたすら、黙々と執筆に取り組んでいることが分かりました。
正直、驚きました。
しかし、考えてみればそれも当然。
理屈では、殺人ドラマを書いた作者が殺人鬼であるはずはないと思っています。
官能ドラマもまた然りです。
助平な登場人物を描いた作者が助平であるはずはなく、著作の中の助平はこの世のどこにも実在しません。
しかし、現実はなかなかそう単純ではありません。
著名になり、顔写真つきで批評を書く作家先生たちのその顔をつくづく眺めてしまいました。
他の分野ではそんなことを感じたことはないのに、官能小説はどこか、作者の「体験」を感じさせてしまうようです。
人生もそろそろ先が見えてきました。金や名誉は諦めました。
ただただ書くことができ、発表する機会を得ることが出来たことを感謝しつつ、今日も、妄想を膨らませながら、キーボードを打っています。
作者ページ
山野 草木さんの日記
意外な素顔
[作成日] 2019-06-26 21:21:33