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彩華 鞠さんの日記

小さくお礼
[作成日] 2019-07-21 08:54:46
本日『弥輿』のpick upありがとうございます!
コンテスト用で人気度外視作なので、pick upに驚きました。
貴重なワンクリを弥輿に押して頂き、本当に嬉しいです( 〃▽〃)


オマケ的に近況も。
わざわざそれだけで、日記を書く事でも無いと思い報告していませんでしたが、徒然日記を外部ブログとして再開致しました。
此方の彩華のマイページのリンクから飛ぶ事が出来ます。
出来ますが、暫くしたらリンクは外すつもりです。

ではお礼SSをどうぞ☆


◇◇

「あれ……柊……さん!?」
「どうされました愛海さん?」

何時もの穏やかな感じで話す柊さんだけど、その……格好が神主姿じゃないの!

「……その服」
「服?
ああ、町に出るので着替えたのですが」
「普通の服は初めて見た」
「そうでしょうか?
俺でも神社から出る時は普通の服くらい着ます。見た事ありませんでした?」
「一度も……ずっと神主姿だけだわ」

今の柊さんって、深めの色のジーンズに、多少デザインが入ったカジュアルYシャツ……なのよ。
初めて見た私は『此は此でアリ』だと思ってしまう。
……その、細身長身のイケメン系、後ろに束ねた髪がまた良い感じを醸し出してる。
なんか凄く意外かも。

「あまり着ないのは確かですが……変でしょうか?」
「うんん!似合っているよ。神主姿も良いけど、カジュアルな柊さんも……良いです」
「…………」

あ、あれ、柊さん黙ってしまったんだけど、私悪い事を言ったかな?
毎日こうして柊さんと二人で過ごしているけれど、優しい以外の柊さんのツボというか、性格は分かりにくい。

「……柊さん?」
「……その、照れます。
愛海さんに言われているからですかね、俺らしくもなく私服も良いなと思ってしまいました」
「え、照……あっ!」

言うだけ言った柊さんは、いきなり私を抱き締めたの……でも。

「ひ、柊さん、今昼間……」
「今日は来訪予定は無いですので大丈夫です。
それよりも、一人で寂しくないですか?」
「あ町に……。
寂しくないと言ったら嘘になるけれど、その……」
「その?
続きを聞きたいです。
それとも用を早めに済ませて、夜は愛海さんを離しませんの方が良いですか?」
「……あ」

豊漁祭まで毎日。
宣言通り毎日柊さんに抱かれている私。
今日も?
……うん、早く帰って来て私を離さないで柊さん。お願い。

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