官能小説とは何か。
官能小説自体を読んだ事がなく、特に文学ともなると、私には到底手が届かないジャンルなのだと感じています。
コンテストの総評を読んでいて、思った事があります。
それは、『安っぽいもの』。
私も実は、そんな事を感じていました。
官能小説とエロ小説は、イコールなのか。
男向けは男の欲望が詰まったような世界。女性向けは、女性の欲望が詰まった世界。
お互いに、そんな女はいないし、そんな男はいない…といつも思う。
何故平凡なのに、美女や美男子が、自分の事を好きになるのか。主人公が絆されるのは、結局顔なのか……とか。
だって、もし外見が全く好みでない娘が色仕掛けしてきたら、据え膳食うのか。
相手が醜男で、イケメンと同じ事をされたらトキメクのかって、……考えてしまう。
そもそも人を好きになるって、どういうものか。
書くとなると、そこ凄く悩みます。上手く書けてるかは別として。
つまり、安直になってないかなって。
外見だけではなく、中身もちゃんと備わって恋愛できてるのかって。
でも多分、今はそんなの求めなくても、読者が簡単に『濡れる』『処理できる』作品であってもいいじゃん的なノリを求められているかなと。
そう考えると、やっぱり私の作品は、即濡れには繋がらないし、楽しい、萌える、幸せな気分になる要素は少ないのだなとも思いました。
私が描く性の多くは、純粋に好きな人同士がセックスをしない。(できない)
片方が望んでいなかったり。だから、そこには苦痛を描く様にし、読後感に、嫌なしこりが残るようなのを目指しているのです。
快楽堕ちとか、無理矢理されたのにすぐ相手を好きになるとか、簡単に足を開くとか、そういうのは…(書くのは)得意ではないかもしれません。
同意がなく相手が嫌がるものは、犯罪として描く様にしています。読んだ人が『イヤというのはOKサイン』だと勘違いして欲しくないからです。
でもそうすると、セックスシーンはあるものの、娯楽としてのものとはかけ離れ、官能小説とは言えないのかもしれません。
こういう中途半端な感じなので、きっと受け入れ難いのかもと、思いました。
文章力も構成力も何もない私が、偉そうに語ってすみません。
もし、不快に感じた方がいらっしゃったら、申し訳ありません。
作者ページ
真田晃さんの日記
後で消します
[作成日] 2020-05-23 21:19:32
日記へのコメント
後で消しますと書きましたが…
有難いことにコメントを頂いたり、メッセもいただいたので…
此方は消さないことに決めました。
有限不実行で申し訳ありません。
有難いことにコメントを頂いたり、メッセもいただいたので…
此方は消さないことに決めました。
有限不実行で申し訳ありません。
温かいお言葉を掛けて頂き、ありがとうございます。
例え一人でも、楽しみにして下さる方がいらっしゃると感じる事ができ、嬉しいです。
例え一人でも、楽しみにして下さる方がいらっしゃると感じる事ができ、嬉しいです。
私は真田晃さんの作品が大好きですよ!
「私を抱いて…離さないで」をいつも楽しみに読んでいます。
晃さんのペースで更新頑張って下さいね。
楽しみにしています!
「私を抱いて…離さないで」をいつも楽しみに読んでいます。
晃さんのペースで更新頑張って下さいね。
楽しみにしています!