コンテストの総評を読んでいろいろ思ったことがあるので、覚書としてこの日記に書きます。
まずコンテストに私自身は参加したかというと、私は今回のコンテストには参加してないです。
厳密に言うと、エントリーはしたのですが作品を期限内に完結することが出来ず、締め切りに間に合いませんでした。
そんな私が、コンテストの総評に関してグダグダ言う資格があるのかという気がしますが、審査員の先生方の官能の捉え方、官能小説というものの捉え方になかなか考察するべき部分があるのではないかと思いここに書きます。
総評のコメントを読みながら、審査員の先生方の官能に対する解釈捉え方が、ただたんに「濡れる」とか「ヌケる」とかではない、官能という捉え方をされてるのかなという印象を受けました。
そして、ただたんに「濡れる」とか「ヌケる」とかではない、物語性としての官能小説を評価したいということなのかなと思いました。
ただこのような官能小説というのは、なかなか難しいかなという気もします。
いろいろな捉え方が、あるかとは思いますが、官能小説というのはそもそもオナニーするための一つの道具という側面があって、物語性というのはオナニーするためのものとしては、邪魔になるという部分があるのかなという気がしてます。
商業官能小説の多くも基本的にはストーリー性という部分に関しては欠けてるとは思います。
たとえば、フランス書院から出版されている誘惑物の小説ではやはり、男側に都合のいい展開になっています。(男側が特に何かしたわけでもなく、最初から女性に言い寄られてモテてるというパターン)
なので、官能小説としての濡れ場以外の物語というのは、あくまでも官能シーンの添え物的なもので、そこはある程度ご都合主義的な展開を前提としているのが、そもそも官能小説なのではという気がします。(続く)
作者ページ
木崎 あおいさんの日記
総評に関する覚書1
[作成日] 2020-05-28 17:17:01
日記へのコメント
な991さん。
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。
そのバランスがなかなか難しいところなんですよね。
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。
そのバランスがなかなか難しいところなんですよね。
とっても同感します。
わたしもそう思う、けどストーリーも作りたいかなって思ってしまうのでした。
わたしもそう思う、けどストーリーも作りたいかなって思ってしまうのでした。