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蒼井シリウスさんの日記

自力出版のすすめ
[作成日] 2020-12-30 22:45:20
私の高校生の頃の夢は「自分の書いた推理小説をこの世に出す」ということでした。その手段として考えられたのは「なんとか賞」に応募して大賞を取る、若しくは出版社に原稿を持ち込む、それぐらいしか方法はありませんでした。あれから早、数十年。長編推理小説に何度も挑戦しましたが、結局書き上げることは出来ませんでした。そんな能力は私にはありませんでした。でもひょんなことで、このサイトで、官能小説を書くことに目覚め、数多く作品を皆さんに読んでもらうことが出来ました。この機会に恵まれたことは私の人生においてとても重要なことだったと思います。でも一度こちらの姉妹サイトでホラー小説の賞を取りましたが、私の物書きの人生は代わり映えはしませんでした。
ここでこんなことを書いていいのかわかりませんが、クリエイター向けのサイト「note」で、ここで書いていたものを一部有料化して公開したところ、何冊か売れました。そこで売れたのは「文章の書き方」のレクチャー本です。一冊200円、微々たる金額ですが、私にとっては大きな収穫でした。自分の書いた文章が金になる、とわかったのです。それに気を良くした私はAmazonの「Kindle」で、今はほぼ誰でも本を出版出来ることを知り、早速そのレクチャー本と、試しに、ここで書いた「官能ベリーショートショート」集を何冊かに分けて出版しました。そうしたら一週間の間に小説の方が二冊売れたのです。驚きです。自分の書いた文章にお金を払ってまで読んでくれる人がいる。感謝とともに、まだ自分にはやれることがあると分かり、またその向こうに行ってみようという気になりまりました。昔は出版社に認められないと世に出ることがなかったものが、今では自力で出版できるのです。こんな人生折り返しの過ぎた私でも挑戦できるのですから、ここにいるもっと若い人にはもっと可能性があります。「何とか賞」をねらって誰かが認めてくれるのを待つ必要はないのです。自信があるなら思い切って自力で自分の作品を世に出してみてください。得るものあっても、失うものは何もないはずです。ただし、試し読みが出来ないので作品紹介には充分気を使ってください。そのコツは私のニュースや日記に書いています(笑) 少しでも書く意欲のある皆さんのお役に立てればと思います。聞きたいことがあれば、答えられる範囲でお答えします。

日記へのコメント

本当に、自分は落選してもよいという考え、で応募してるなら問題はありません。ただ本当に賞をとって人生を変えたと思っている人には、コンテスト以外の途もあるのだと知って欲しいのです。コンテストでは万人受けする作品しか選ばれません。万人受けしなくても売れる作品はいくらでもあるのです。そしてもう一つ言いたいのが最近のコンテストの賞の対価が低すぎるということ。対価が低ければ最初に話したような、始めから落選してもいいや、という人の作品が多くなるだけです。最近はその傾向が顕著です。それは運営側も分かっているはずです。だから募集概要の但し書きが多くなる。私はこのサイトが好きですが、変革が必要だと思っています。
[投稿者]蒼井シリウスさん [投稿日]2021-01-02 19:23:39
こんにちわ。
私も、コンテストには見切りをつけて、
ホームページや自費出版、電子書籍などに移行した人間の一人です。
今は、使い分けのできる、ほんとに良い時代になりましたね。
コンテストも、
「作家になりたい」などと言う大きな邪念は抱かない方が、
素直に、参加する事が楽しめるようになりました。
落選したって、そう落ち込まずに、他のルートで公開したら良いのです。
公開する作品自体も、常に「一番の力作」と気張るのではなく、
もっと心に余裕を持てるようになりました。
捨てる神あれば拾う神あり、なのです。
[投稿者]半日天下さん [投稿日]2021-01-02 10:45:33

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