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こんにちわ！『おんみょうタイムス』編集長の田久保美玖です！
今日、私の手元に、一通の封書が届きました。中にはこんな文言が。

『祝・ぴっくあーっぷ　V4！！』

差出人を見てみると、『Kalra』。言わずと知れたこの物語の作者である。
これはまた、『おんみょうタイムス』に何らかの特集を組まねばと思ったのだが・・・。

私は躊躇する。なにせ、今はあの黄泉平坂が開かれ、そこに邪神・イザナミの復活まで重なり、陰陽寮は大騒ぎである。当然、天狐ダリを始めとした主要キャラは出雲に全員出払っていて取材どころではない。

「はて、困ったな・・・」

そう思った私にひとつアイデアが浮かんだ。
そうだ、あの人なら暇に違いない・・・と。

☆☆☆
というわけで、陰陽寮の喫茶室『あかつき』で、私はとある重要人物に会っていた。私の懇願の末、顔出し及び年齢、素性公開NGという条件で取材に応じてくれたのだ。

その名は、Kalra、作者殿である。
やった！ラッキー！

美玖「早速ですが、本作の裏設定なんかを聞かせてもらえませんか？」
Kalra「裏設定ですか？例えば、御九里はまだ童貞、とか？」
美「いや、そういうんではなく（って、あの人、童貞やったんかい！）」

K「じゃあ、名前について、はいかがでしょう？例えば、初期設定ではダリは『ダキ』だったんです。荼枳尼天の『ダキ』。でもそれだと、某鬼退治のマンガの鬼と同じ名だったんでやめて、それで『ダリ』になった、とか？」　　

美「うん、他には？」
K「綾音の名・・・下の名前はなんとなくなんですが、『浦原』というのは、ダリにいいように弄ばれて『心、裏腹、身体は感じちゃう♡』の『浦原』だったりします」
美「なるほど」

K「あとは、瀬良。『ゆうか』っていうのは、私の好きな小説の主人公の名から音をもらったんです。漢字は彼女の持っている切なさをイメージして当てました」
美「瀬良、は？」
K「ああ、瀬良。それは、某高校生探偵が小学生になっちゃうアニメの登場人物からです」
美「ははは、名前にもいろんな由来があるんですね」
美「では、最後に、読者の皆様に一言ありますか？」
K「バトルあり、バトルあり、バトルありでたまにえっちい感じという、こんな厨二病全開の作品を愛してくれている全ての読者様へ・・・最大限の感謝をいたします！」

ありがとうございますm(_ _)m