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柚木怜さんの日記

「彩湖」までサイクリング
[作成日] 2026-09-26 05:07:47
 久しぶりに晴れたので、昼間はパーソナルジムでみっちりウエイトトレーニングをした。
 そのあと、友達から誘われたので、荒川の調節池でもある「彩湖」までサイクリングすることにした。

 彩湖は、東京の「水がめ」であり、台風や集中豪雨で、荒川が氾濫しそうなときに一時的に水量を貯める池である。
 さらに、彩湖に沿って作られた巨大公園「道満グリーンパーク」も、いざとなったら水を溜める池の役目を果たす。
 事実、令和元年の台風のときには、道満グリーンパークも水没した。
 いわば東京を洪水から守っているのが、彩湖と道満グリーンパークなのだ。

 最近は全国的に河川氾濫が起きて、大規模冠水の被害も起こっている。
 そうしたニュースを見るたび、自然の驚異を思い知り、被害に遭われた方が可哀想でならない。もちろん、これは他人事ではない。

 僕は荒川の近くに住んでいるので、それこそいつ洪水の被害に遭ってもおかしくない。

 そうした思いもあり、一度ぐらい調節池の彩湖を見に行きたいと思っていた。

 仕事部屋から自転車で、一時間ほどかかり、途中で道にも迷って、なかなか湖が見つからず。
 夕暮れ、日が暮れ始めた頃にやっと辿り着くことができた。

 さすが飲み水としても利用されているだけあって、美しい水面で、西日に輝く光景は、実に美しかった。

 いざとなったら「池」の役目も果たす、道満グリーンパークは、平日の夕方という時間帯もあってか、ほとんど人がおらず。
 静かで、どこか寂しい気持ちにもなったが、僕は「どこか寂しい場所」が好きだ。

 彩湖のほとりには、草むらが広がっていた。
 足を踏み入れると、連日の長雨で地面は泥濘んでいた。
 転ばないように気をつけながらも、柔らかい土の感触が楽しくて、子どもの頃のような気持ちで走り回った。
 
 これからも、しばらく雨が続くようだ。
 束の間の晴れ間に訪れた、美しい彩湖。
 来て良かったと思った。

 帰るときは、すっかり日が暮れていた。
 途中、セブンイレブンに寄って、アーモンドチョコのアイスを食べた。
 
 
 
 
 
 
 

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