「自殺」のことを引っ張る訳じゃないんです。
少しでも知って欲しくて。
私の友人にも、自殺をした人がいます。
ただ、未遂?いや、行動を起こしたには起こした。
今も笑って生きてます。
15のとき、いきなり電話が着たんです。
第一声は確か、「今入院してんだけど。俺、3階から飛び降りたんだ。」
そんな感じだったと思います。
笑って言ってきたのは、今でも鮮明に覚えています。
小説とかだと、(何だよ、何かの冗談だろっ?・最初は信じられなかった)となるんじゃないでしょうか?
真理はそんなもんじゃありませんよ。
察するに決まってます。
その人を奥まで知っていれば。
仮にその真理を知った上で、その内容を書く筆者が居るならば……
おそらく、本当は「真実」とわかっていても、信じたくない。
そういう解釈だと思います。
解るんです。
瞬間に悟るんです。
これは直面しなければわからないことでした。
そしてこの言葉の後、更に驚くべきことが起こるんです。
非道いなんて、思うかもしれない。
それでよかったんじゃないかと思う人は居ない気がします。
他の誰でもない、私が言った言葉のことだから。
よく覚えてませんが、「え、マジか!身体は大丈夫なの?中略よく死ななかったね。そっかぁ、空飛んだのか。私もさ、跳ねられて一瞬飛んだことはあるけどさ、軽傷だったし。人間生きてるもんだね~。Ican flyはなぁ~。」
私も笑い混じりだった気がします。
相手もその後「I can fly」ってハイテンションで乗ってきて。
とにかく、ドラマ、小説、アニメ等の、類似したシーンで投げ掛けるような言葉でも、テンションでもありませんでした。
彼女とは、今も封筒のやりとり、メール・電話と連絡は絶えません。
相談も受けたり、乗ったり。
誘われ、誘い、遊びます。
何て言ったらいいんでしょう?
相手のテンションに合わせるべきだ。
普段の私は明るい。
だったらいつもと同じに接すればいい。
「自殺」がなんだ!
生きてる!
暗くなることない。
慰めも、哀れみも悼みも要らない。
明るく前を向かせるのが先じゃないか?
もう「自殺」など考えさせない為の荒療治だった気もします。
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エリア∞さんの日記
本当に難しい問題には直面しなければわからない
[作成日] 2014-03-07 22:30:42