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瑠衣さんの日記

映画日記➆劇場編
[作成日] 2014-07-22 02:31:11

おひさしぶりです、ども。
余りにお待たせしたあの彼を更新して、すぐに拍手が伸びたのを見て、読者様の支えを改めて感じました
連載再開というのもなんですが、これからまた更新頑張るので、ぜひ引き続きよろしくお願いします

さてさて
今回は映画館に行ってきました
渇き。
観てきました
予告を見て思ったんです
観なきゃって
理由は単純で、意味が解らなかったからです
大抵予告を見ると最低限大体のジャンルはわかります
しかし今作は全くそれを教えるつもりがない
かといって支離滅裂でもない
一体どんな内容からこんな予告が出来上がったのか
そんな好奇心でした

そして、わかりました

……出せませんよ

九割方が地上波に出せる内容ではありませんでした
R18でいいんじゃないでしょうか
過激という言葉も生温い只管に日本の若者の暗部を描き切った作品でした
狂気の度合いはファニーゲーム
過激さは恋の罪でしょうか
こちらは園子温でしたね
告白から中島監督の作風に惚れていましたが、やはりやりたい放題感否めません……好きな人は大好きでしょうね

一番は役者それぞれの崩壊の仕方ですね
お気に入りは妻夫木さんの笑う刑事
瞳孔開いて怒鳴り散らすのか、澱んだ瞳で絶望するのか、ただただ笑い転げるのか、自死を選ぶのか、泣きながら目を覚ますのか
演技ってここまで弾けるのか、とね
何度も息を殺してしまいました

人と観に行くのは危険です
普段から映画はR指定ばかり観てしまうのでその習慣はないですが、この作品は特に一人で観てよかったと安堵したくらいです
凄く勧めたいけれどリアルに身近な人には誰にも勧められない
だからここを借りて宣伝まがいをしているわけでして……
タイトルの意味がお土産って感じで、映画館から出るとき一人でほくそ笑んでました
観た人にしか絶対解けないだろうなと
あんな予告じゃね

ええ
いい映画でした
近親相姦と薬物
そんなイメージで観に行っては初めの十五分のふるいで耐え切れずに退館するかもしれない
あそこまで嫌悪感を沸かせる序章も珍しい
早く進め早く進めと眼を閉じたくらい
お蔭でそのあと何を見てもすっと入って来ましたが

夜中だからつい語りすぎてしまいますね……本当文字数に苦しむ
いつも言ってますが創作の源は映画鑑賞です
もしよろしければ皆様のこれぞ!というオススメを教わりたいですね

ではでは

日記へのコメント

こんにちは、ども。

りお様
どちらも違う方向で素晴らしい作品ですよね
神様のカルテはネプチューンの泰造さんが良い役で好きでした
櫻井さんはのちの家族ゲームの印象が強いですがね…
あんな穏やかな幸せを感じる映画は滅多にないですよね
悪の教典はアメリカスプラッタに慣れていた私には嬉しい作風でした
最後のトリックも面白かったですね

すまいる様
ファニーゲームは評価が0点か100点かの二択らしいですよね
あれは嫌悪か快楽かギリギリな内容ですからね…
あの白T悪魔のような子が出てきますが、そこに常に謎めいた空気があるので、残虐なシーンにもセンスすら感じてしまいます
気が向いたら試してみてください
[投稿者]瑠衣さん [投稿日]2014-07-22 12:27:39
はじめまして。

日記を読ませていただいただけでどれくらい壮絶なのかわかるほどでした。

素敵なレポートありがとうございます。

でも怖くて観れない……

ファニーゲームとか本当に無理な感じでしたし

私も映画は創作の源です。

よい作品に出逢うと刺激されますよね~

[投稿者]廉野 入鹿さん [投稿日]2014-07-22 07:57:47
『渇き。』を私は予告しか見ていないのですが、監督の前作『告白』の予告を思い起こさせました。
内容が気になりますね…!

私は『神様のカルテ』や『悪の教典』などが好きですね~(^-^)
原作との違いも面白いです(*^o^*)
[投稿者]りおさん [投稿日]2014-07-22 05:04:07

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