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蒼井シリウスさんの日記

人前でスピーチする方法論 前編
[作成日] 2015-01-28 12:33:59
1000文字でまとめられませんでした(笑)

これからの季節、年度末、初め、何かと人前で話さなければならない機会が増えます。
田舎の学校に通う子供が二人いる私にとっては、入れ替わり立ち代わり、そんな役が回ってきます。

この歳になっても、私には、それは“恐怖”です。

よく同年代のひとが、スラスラと、緊張せず、笑いを取りながら、話すのをみると

「はあぁ~、なんで私は、あんな風に話せないんだろう……」

と羨望と自己嫌悪に、ため息が出てしまいます。

私自身その“恐怖”が何に起因しているかわかります。

小学5年のときでした。
学級全体の総意で、お前が次の児童会会長に「立候補しろ」と、決められ、全校生徒の前で立候補演説をするはめになったときがあります。

当時は、先生が作った原稿を丸暗記して、スピーチしたのですが、私は緊張のため、途中で頭が真っ白になり、見事ぐだぐだのまま、終わってしまいました。

好きなあの子も見ていたのに、私はもう自殺したい勢いでした。

そのトラウマを今も引きずっているのです(笑)

ですから、そんな場面に出くわすと、途端に恐怖に駆られるのです。

克服法はあるのでしょうか?
私は、その類の本も買ったし、ネットでも調べました。

それらを、要約すると、技術面では、とにかく

“下準備”つまり“練習しろ”ということです。

当たり前と言えば、当たり前ですが、これには難点があります。
下準備の間中、多大なストレスを感じ続けることになるからです。

まず、“原稿を考えなければならないストレス”
続いて、その原稿を“暗記するまで読み込むストレス”
最期に、それを“人前で話すストレス”

下準備を入念にやっていおけば“話すストレス”は軽減するかもしれませんが、その“下準備”の期間がストレスを生みます。

これって“本末転倒”ではないでしょうか?

原稿は、まあ、ある程度書けるとしても、その“原稿を読み込む”のは、これ、すごいストレスです。
昔、原稿を持ち歩いて、暇があれば読むようにしていましたが、これが発表するときまで続くかと思うと、ため息が出てしまいます。

人前でうまく話すストレスを減らすために、他のストレスが増える。
私には選択できない方法でした。

あとは精神論です。

よく言われるのが

“これは大したことではない”と思うこと。

つづく……。

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