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蒼井シリウスさんの日記

エッセイ執筆方法論 前編
[作成日] 2015-02-13 17:38:25
この日記の場で、しばらく雑文を書いていましたが、ある“お題”を1000文字以内で“読ませるように”書くというのは、意外と難しいものです。
長くなったり、短かったり、途中で何を言いたいのわからなくなったり……。

私、ネットで『エッセイの書き方』を探しましたが、驚くほど、見つかりませんでした(笑)

ですから試行錯誤しながら、自分なりに書き続けて、ある構造に沿って書いていけば、ある程度、読んでもらえるのでは、という考えに行き着きました。

まだ、完璧とは言えませんが、その一端を披露したいと思います。

何か、皆さんが自分の考えを書くときのお役に立てば幸いです。


日常の“おやっ”と思ったことへの思い、映画、漫画を見てのレビューは、広い意味で『エッセイ』であり、それは最終的には、あなたの『考え』を表現するもです。

その手順を、私の、映画『トランセンデス』のレビューを例にとって説明していきます。
まず、大雑把な構造は以下のようになります。

①見聞きしたこと

②その客観的情報

③その感想

④そこから導き出される考え

まず①ですが、自分が“おやっ”と思ったことのエピソードを書きます。
これが、あなた独自の“テーマ”になります。
そのシーンを書くのがいいでしょう。
この場合映画ですから……。


瀕死のジョニー・デップの頭が剃られ、そこに何本もの電極とコードがつながれた。
そのコードの先にはスーパーコンピューターのコアに接続されている。
モニターを見ながら必死にキーボードを打つ、その妻。
妻は夫の頭脳をコンピューターに取り込もうとしていたのだった……。


はい! これが“掴み”ですね(笑)

書き出しはやっぱり、エピソードを臨場感を持って書いた方がいいです。
セリフで始まると、なおいいです。

映画レビューと聞くと、いきなり②の“情報”から書きたくなりますが、あまり上手い書き方ではありません。


この『トランセンデンス』という映画は、2014年、ジョニー・デップ主演で描かれた近未来のSFサスペンスです……。


と書くと、読み飛ばされます(笑)

ですので、書き出しで「ん、なんだ? なんだ?」と思ってもらうことを狙いましょう。

小説とおなじですね。
エッセイでも多くはその体験談から始まります。


つづく……。

日記へのコメント

えー、『掴み』の前編が終わり、このあと中編、後編と続き、ラストには驚くべき結末が……乞うご期待!

ウソです(笑)
[投稿者]蒼井シリウスさん [投稿日]2015-02-13 21:16:46
おおっ!!「掴み」って凄い!ほんとに掴まれる(笑!)

すっごくテンション上がります(≧ー≦)
[投稿者]さん [投稿日]2015-02-13 20:05:13

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