こんにちは!
この作品は私が書いた初めての分岐ノベルです。もともと、四百字詰め原稿用紙で100枚ぐらい(このサイトで言うと50ページ前後)の短編作品を書こうとして書けずorz 苦肉の策で試してみたのがこの形式。
のちに普通の形式の短編を書くことが出来るようになったのはこのおかげであり、感謝の念すらある作品です。
ヨミちゃん、ギニー、ありがとう。末永くお幸せに(南無南無) ^人^
原稿100枚前後で分岐小説を考えた時、仮に七章構成だとすると一章10~15枚ぐらいになります。で、あり得るルートの分岐パターンは大きく分けて以下の二通り。
■A.並列パターン
1
2/3
4/5 6/7
三章分の4つのショートストーリーが並び、ダブルヒロインの場合、どちらのヒロインも平等に取り扱いできます。
■B.偏重パターン
1
2/3
4/5
6/7
毎回どちらかの分岐は話が終るという偏った構成。二章分、三章分、四章分×2という長さの違う4つのショートストーリーが展開できます。
ヨミは後者であるBパターンですね。
現時点で既に公開している私の他の作品だと「パラダイスパレス」がAパターン、「変身ティーチャー・リョウコ」がBパターン。どちらもダブルヒロインですので、今にして思えばなんで「リョウコ」のほうAパターンでやんなかったんだと。。。^^; (やっぱり「パラダイス」のほうが書きやすかったです)
Bパターンは、二章立てとなる短い展開が一本出てしまうのが苦しい所。サドンデスになるので、いきなりあっはーんってぐらい急展開。でも、その無理やりさが一笑を生み出してくれるかも……しれません。
今では、ダブルヒロインを並列Aパターンで書くのが、短編分岐のガチ安定と確信しております。^^b
今作は初のシングルヒロイン作品ですが、草稿を読んだ友達から「ヒロイン名をもっとカッコ良く」と言われ、ウンウン唸って考えたせいかとても愛着のある名前となりました。
最後に、いつも試し読みで意見をくれる親友のI君に感謝の言葉を。
キミの考案してくれた「魔を狩る少女、カルマちゃん」という名前とタイトルを全力回避すべく頑張りました。
もし読んだ方が「月夜乃詠」というヒロイン名を気に入ってくれたなら、それはキミの変態性のおかげです。
作者ページ
黒名ユウさんの日記
退魔風紀 ヨミ あとがき
[作成日] 2015-05-15 22:30:40