好きだったもののひとつが「三銃士」。アンドレ~! オスカル様ぁ~!(違
読んだことはないんですけどね、「ダルタニアン物語」。ただ、子供心にカッけえタイトルだなあと思っていて、異国で活躍するヒーローの姿を想像したものです。そもそも「銃士」ってなんだろう? ただのガンマンではなさそうだし……みたいに。
「銃士」と漢字で書く所もちょっと渋めの大人っぽい感じがして、すごくカッコ良かった。じゃあ、読めよって話なんですが、子供には難しかった。そのまま読む機を逸して今に至り、いつしか自分は残念な大人になってしまいましたが。。。
そんなわけでこのお話は「三銃士」の世界を下敷きにさせてもらいましたが、なにぶん原作を知らないので、子供だった自分が男の子脳で勝手にイメージを膨らませた世界がベースとなっています。
そういう、少年時代のトキメキを大切にしていきたいと思っています。
またこの作品に限らず、今後書くジュブナイルポルノにも大切にしたいと思っているのはいわゆる「厨二」臭さです。無意味にカッコいい名前の武器とか能力とか、そんなのが出てくる雰囲気。甘酸っぱいですよねえ。ウギャーと叫びだしたくなりますよね。どうしてかは聞かないで~ですよね。
カテリナさんたち四美銃士の持つ武器を考えるのは素敵に楽しかったです^^ (一番のお気に入りはナルシャのクルトゥバヨネット……嗚呼、でも他のも捨てがたい。どれも好きです)
ナルシャといえば、この作品、最初は彼女が主人公でした。「ナンバー2的存在」ってカッコイイじゃないですか。ときには主人公より心惹かれますよね。で、そんな存在を滅茶苦茶にしてやりたい、という思いで書き始めたのですが、やっぱりナンバー2というのはナンバー1がいてこそだと気づかされ、隊長であるカテリナさんをメインに据えることになった次第。
そうしてみたらカテリナさんもいいなぁ……と浮気心が出てしまい、当初のナンバー2をうんぬんという目的はどこへやら。更には自分の一番好みのタイプのヒロインも出そうということでカーラ(大柄な女性にエロスを感じます)、バランスをとるためにお嬢様のノエル……と、いつの間にやらベースとしていた「三銃士」と同じく四人の銃士が勢ぞろいしてしまいました。
ええ、プロットもなく行き当たりばったりで書いてました^^;
>あとがき2へ続く
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黒名ユウさんの日記
マスケッティア・オブリージュ あとがき2
[作成日] 2015-05-17 10:46:44