ノータイムで光る親父の禿げ頭。
肉親に頭を下げられるという人生初の体験。
できればもっとイイハナシダナーって思い出でお墓まで持っていきたかった。こんなのになっちゃったよ! もうちょっと考えてくれよ!(←お前だ)
くっそー。
「貸したカネのことは忘れてくれてもいい」とまで言ったのに。
「カネはちゃんと返すから」と。
昔気質の律儀な親父らしいといえば親父らしいですが。
見習いたいものです。尊敬してますお父さん^^
なんか最近避けられてる気がするのは何故なんだぜ?
あ、すいませんね長々と与太話を。
つまり、何が言いたいかというと、えっと、なんだったっけ。
ああ、そうだ。
あなたが泣いたり笑ったりしていたとき、この国のどこかではそんな家族の情景があった、と。
それは、あなたのお子さんが転んで膝小僧すりむいちゃって、駈け寄ったあなたにイタイノイタイノトンデケーとかしてもらっていたときかもしれない。
だから、そのお子さんが大きくなってから突然やって来て「お母ちゃんこれ読んでどこで濡れたか教えて」とか、そんなことをですね、言ったとしても。
どうか、勘当するとかひっぱたくとか、そんなことはしないで。
ウチのオトンを思い出してもらいたい。できればちょっと髪を多めにして。ロマンスグレーとかまでは望みませんから。
そして優しく抱き締めてあげて欲しい。オトンを。
じゃなくてお子さんを。
……それでもやっぱり断るんでしょうけど。
ああ、そうともさ。
誰だってそーする。俺だってそーする。
結局、同じ想い、同じニーズの仲間が必要なんだということを思い知りましたね。
という経緯でこのサイトに辿り着き、書評活動と相成ったわけです。
お子さんにもそーするといいよって言ってあげましょう。
(つづく)
作者ページ
黒名ユウさんの日記
官能小説創作のためのメモ あとがき3
[作成日] 2015-06-21 16:15:41