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車椅子に乗り、夫に押して貰って、NICUの娘と対面。

小さいです。
まるで子猫くらいの大きさ。

いろんな管に繋がれていて、ショツクでした。

担当医の先生から、娘の容態を聞きました。

まずは、女の子だった事を聞いて、夫が喜びました。
ずっと、女の子が欲しかったらしいです。
願いが叶い、しかも、夫そっくりだったものですから、
可愛さや愛しさが増したようです。

私も、愛しさが込み上げましたが、小さな身体に沢山の管に繋がれた姿に、申し訳ないという気持ちのショツクが大きかった。

低体重児だけど、異常なし。
暫くは入院生活になる。
大丈夫ですよと言われても…
とにかく、産後のいろんな精神状態もあったかもしれませんが、不安な気持ちを拭いきれませんでした。


保育器の娘の姿をはっきり見たのは、翌日でした。

病室でずっと泣いていたんです。
本当に大丈夫なの？
私に何か隠してない？
不安からか、マイナスな気持ちにしかなれなかった。

担当になった看護師さんが心配して、
「一緒に赤ちゃんに会いに行きましょう」と言ってくれたんです。
初乳も与えられない程、ショツクを受けている私を見兼ねたんですね。

NICUに行って、娘に対面したら、昨日より管が減っていて、夫そっくりの顔がよく見えました。

NICUの看護師さんに、「低体重児のお子さんを生んだお母さんは、そういうショツクを受ける方も居ます。
でも、元気ですよ。
綿棒にミルクをつけてあげると、喜んでます。
おしゃぶり綿棒が大好きな甘えたちゃんの可愛いお子さんですよ。
異常もありませんから、心配しないで母乳届けて下さいね」

そう言われた瞬間、
保育器で元気な姿を見せる娘に、
「ごめんね、ごめんね」を繰り返しながら、
ワンワン泣きました。

この子は、何があっても私の可愛い子。
心の底から思って、愛しさに包まれました。

いろいろあったけど、
無事に一年が過ぎようとしてます。


悪戯をして、パパや私に怒らたり、ハイハイして何処までも追いかけてきたり、抱っこするにはキツイ程、おデブちゃんになったし（笑）

毎日、この子の存在に癒されます。

隣で今、ぐっすり眠ってます。

誕生日おめでとう。
明日、一番に言ってあげます。

明日は、娘（プチトマトデー）です。

丸一日、娘の我儘に付き合います。

長々とすみません。


赤名🍅