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『よくある恋愛モノ』



川本 美和（カワモト ミワ）





凪と美和、どちらを主役と呼ぶべきか迷うところですが、原案ではほとんど美和中心に書かれていたので、彼女を主人公ということにします。


彼女は風紀委員で、（バカ）真面目で品行方正なイメージでしたが、他の登場人物に比べてキャラが立っていないので統一させるのが難しかったです。



特に注意したところはー……ただ優しいだけでなく、怒るべきところではきちんと怒らせるようにしたところですかね(笑)

例えば星来の思惑がばれたときも、きちんと理由を聞こうとしながらもはっきりと怒っていると言っています。

感情的にならない、というのが特徴でしょうか。

そうでなきゃ凪の相手役なんてつとまりません(笑)



他に大変だったところといえば、凪の気持ちに気がついてから自分の気持ちに整理をつけるまでですね。

美和の内面をどう表現するか……もしかしたらこのお話で一番大変だったかもしれません(笑)

凪や星来はある意味分かりやすいですが、美和はなかなか……

助けられたから、自分の責任で傷つけてしまったから、というだけでは動機は不十分ですし……

それは今後も課題になっていくかなと思います。



話が進んで凪の過去が明らかになる（予定）と、今までのことにももう少し深みがでるのかなと思うので、どうぞお付き合いくださいm(__)m