幼いころ、それは間違いなく非難の対象となった。
人のおもてなしに気遣いのかけらもなく、
「xx君ちのカルピス薄かったー。すげーケチ(笑)」
とか言い放つものだから、子供は容赦ない。
それから何年か経って、それは80年代の末だったか90年代の初頭だったか、ある商品が発売された。
「カルピスウォーター」である。
その濃度は間違いなく、"おケチな家のカルピス"の濃度であって、初めて飲んだ時は、こんな薄いカルピス売れるものかよ、と思ったものである。
だけどその頃にはもう大人の味覚になっていたのか、その味にはすぐに慣れ、いつの間にかゴクゴクと飲み下せる感覚のとりこになっていた。そしてやがては昔好ましく思っていた濃度のカルピスなど飲めないと思うまでになった。
カルピスウォーターはヒットした。
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昨日、家の冷蔵庫にカルピスを発見し、久しぶり(何十年ぶり?)に自分で薄めて作ったカルピスは、やっぱりカルピスウォーター以下の濃度。
そこでふと思う。
今の子供も、やはりあの頃の僕たちのように濃いカルピスを望むのだろうか。それとも時代と共に味覚も変わって、みんな薄めを好むのだろうか。
子供を持たない僕には、それはわからない。
本当にどうでもいいことなんだけれど、妙に気になったから日記に書いてみる。
ちなみに
タイトルからイケナイ連想をしたあなた。
反省してください。
苦悶快人
作者ページ
苦悶快人さんの日記
薄いカルピスは悪
[作成日] 2016-01-28 22:13:32
日記へのコメント
こんばんは。 真珠さま。
コメントありがとうございます。
今度ビュクビュクのほうのカルピスもサワーにして飲んでみてください。
きっといろんな意味で酔えますよw
Ψ(`∀´)Ψ ウケケケケ
苦悶快人
コメントありがとうございます。
今度ビュクビュクのほうのカルピスもサワーにして飲んでみてください。
きっといろんな意味で酔えますよw
Ψ(`∀´)Ψ ウケケケケ
苦悶快人
ごめんなさい反省してます(涙)
別に、ビュクビュクと飛び出す熱い私の大好物を連想したわけではないのです(涙)
本当にごめんなさい(涙)
カルピス(やらしい意味じゃないです)…前に焼酎で割って飲んだら気持ち悪くなったのを思い出しました。
私も濃いカルピスの方が好きでしたが、今はカルピスウォーターが飲みやすいかな?と。
別に、ビュクビュクと飛び出す熱い私の大好物を連想したわけではないのです(涙)
本当にごめんなさい(涙)
カルピス(やらしい意味じゃないです)…前に焼酎で割って飲んだら気持ち悪くなったのを思い出しました。
私も濃いカルピスの方が好きでしたが、今はカルピスウォーターが飲みやすいかな?と。