二十歳を過ぎた頃、就職の関係で、僅か1年3ヶ月だけですが、初めて一人で浜松に住んでいました。
その浜松に、僕にとって、特別なお店があるんです。もう何年も行ってないんですが・・・・。
その当時、僕にとってそのお店は、一種の「オアシス」だったんですね。
色々な形の香水瓶を眺めることも、香水を作ることも、調香師さんとの会話も、そのどれもが、当時の僕にとって、唯一の癒しであり、慰めでもあったんです。
体調に限界がきて、浜松を去り、実家に戻ってからも、香水がなくなると、作りに通っていました。
元々、香水の甘い香りが苦手だったので、自分の好きな柑橘系の香りができるのが、嬉しくて。
今でも、浜松が特別なのは、僕が一番辛かった時に出会った人、その人のあたたかさにあるのかもしれません。
僕は、今でも先のお店の調香師さんのことは、大好きで、感謝してるんです。
足を治したら、浜松まで会いに行こうと思います。
お店の場所、変わっちゃってますが・・・・(^^; 行ったら、分かるかなぁ・・・・?
香水瓶って、いろんな形があって、僕は、見ていて飽きないです。複雑な造詣なので、どうやって形作るんだろう?どうやって色付けするんだろう?と工程を想像するのも楽しいです。フランス(だったと思う。自信ありません 汗)のガラス工芸作家ルネ・ラリックの香水瓶も機会があったら、また見てみたいと思う今日この頃です・・・・。
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橘 いつきさんの日記
ふと、思い出しまして・・・・ 徒然に書きます。
[作成日] 2016-03-03 12:03:19